Monday, May 31, 2010

味覚の進化?劣化?

ひさしぶりに中華街で中華をたべました。こちら川味軒は、入り口に神社の参道にあるような橋がかかっていて、お客さんは中国系の人々ばかりというややディープな印象の四川料理のお店です。たしかに辛いマークのついたメニューは辛いお店です。

さて、こちらのお店カナダに来たばかりのころ行ったお店で、そのあとも何度か行ったはずなんですが今回は、だいぶ久しぶりでした。



入り口ドアはうすい緑だったので記憶では看板も緑だったのですが・・・看板は真っ赤でした。


今回は、スープから



そして、定番の麻婆豆腐(辛いです)



本場風だという汁なしの坦々麺



などなど、食べてきました。

そして・・・うーん、おいしいんです。前もたしかにおいしかったんだけど、こんなにおいしかったっけ?と首をひねりながらとてもおいしく頂きました。麻婆豆腐はたしかにここのはおいしかった記憶があるのですが、でも汁なし坦々麺は、(給食にあった)ソフト麺にからめのスープがついてるだけみたい(失礼)・・・なんて感じたはずなのに、これもすごいおいしい。

辛味のなかの、なにか今までわからなかった味を感じ取れるようになったのだなぁとよい意味に思っていますが、少し味覚が変わってしまったのかもしれません。これは年の功?でも、実のところは、味覚が劣化したのかも?!



川味軒(Suchuan Garden restaurant)
359 Av Spadina
Toronto, ON M5T 2G3

Spadina 東側、Dandus より北です。きっと本当においしいはず。(ここにあげた2品や回鍋肉などがおすすめらしい)


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Sunday, May 30, 2010

Spring! Grand Opening

きもちのよい初夏のようなトロントです。トロントのアメ横 Kenginton Marketの歩行者天国、

Pedestrian Sundays in Kensington Market に行ってきました。




けっこうな人出ですが、そんなにひどい人ごみというわけではないし、風が吹いていて気持ちよかったです。




屋台もいっぱいですが、いわゆるハンバーガーみたいなのは少なくて(なかったかも?)、エキゾチックなものが多いです。そして、焼き物系がおおいなか、かき!!ちょっとびっくり。



そしてバンドもたくさん。



そして、これも・・・




トロントでは、夏の間、あちこちでこんな道路を封鎖したイベントがあります、日本でいったら神社や町内会のお祭りみたいなものなんでしょうね。
ケンジントン・マーケットはもともとはユダヤ人街だったとか。エリアは狭いのですが、いまや無国籍の混沌とした町という感じで、いろんな商店があり、古着や小物、おいしいものもいっぱいです。イベントでの、バンド演奏もブルースやクラシック・ロックからジャズやレゲエなどなど、とても多様でおもしろかったです。もともと地球の歩き方や Lonely Planet など旅行ガイドにも必ずのっているスポットで、散策にとてもおすすめです。

これから秋まで毎月1回以上日曜日の歩行者天国がつづくそうです。


ただ、ケンジントンマーケットの端っこの方には、カナダなのに



Remember Pearl Harbor なんて、お店もあるので、ちょっとだけアレですが・・・。


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Saturday, May 29, 2010

吸引力が変わらない?!ハンドドライヤー

掃除機で有名なこちら某イギリス・メーカーのハンドドライヤー。

トロントではときどきみかけます。このドライヤー、某社デザインらしく、ちょっとおしゃれですよね。

ところで、こちらのドライヤーは、吹き出す空気にはHEPAフィルターをつかっていて衛生的だというメーカーの広告がハンドドライヤー周囲にかならず表示されています。

でもそれは変だと思うのです。HEPAフィルターを通った空気だけが手にあたるわけではないような気がするのです。空気の流れがおきれば必ず周囲の空気を巻き込みますよね。そもそもドライヤーで短時間手に当たる空気が滅菌されていたとして、それくらいのことが特別に衛生的だとは思えないのです。

ただ、トロントは、SARDSやブタ・インフルエンザで大打撃をうけた都市です。いまでもトイレには、インフルエンザの予防に手洗いは有効であるとか、あるいは有効な手洗いのインストラクションなどが掲げてあります。このドライヤーは、吸排気にHEPAフィルターをつかっているなら、ものすごい抵抗でエネルギー効率が悪い反エコな機材になっていると思います。それでも少しでも感染リスクを減らせるならという設置者の切なる願いを感じてしまいます。

ちょっと、考えすぎでしょうか?


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Friday, May 28, 2010

Woo ふしぎな寿司・テンプラ

食べ放題のお店にいってきました。Yonge X Dundas にある Wooです。

こちらアジアンのフュージョンな食べ放題ということだそうなのですが、中華風なものと寿司やお刺身など和風なものとを中心にデザートまでいろいろな 種類の食べ放題でした。なんだか日本の食べ放題レストランを思いだすラインナップです。



こちらピンクや黄色に輝くワイングラスなど、内装も派手なんです。ところで、こちらスシ・テンプラだそうです。味は微妙ですが、その発想には脱帽です。



たぶん日本食と日本食のフュージョンなので、これはやっぱり日本食なんでしょうか?

味は、日本の食べ放題と同じ程度、おいしい!という訳ではないのですが、別に悪くないと思います。ただ値段は微妙です。ディナーは$21(1700-1900円)くらいで、日本のいわゆる食べ放題レストランと比べれば安いくらいかもなのですが、税金やチップをいれると$27弱になってしまいます。インド料理のBuffetは10ドル前後、味は微妙ですが和食でも15ドル前後が多いことを思うと、ちょっと高めな気がします。

そうそう、お店のサーバーさんは、こちらビールは、サッポロと、スリーマン・・、スリーマン・・とサッポロ系のビールばかりを連呼していました。もしかしたら日本の資本もはいってるんでしょうか?

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Thursday, May 27, 2010

iPadの日?!

ほんとの発売日になりましたねぇ。日本なら、今ごろ売ってるんだろうなぁ。

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大人になったら~ プレミアムビール

カナダでは、ビールは2大ブランド、モルソンか、ラバットかがだんぜんメジャーなのですが、第3位のブランド、スリーマンもがんばっています。実はスリーマンは日本のサッポロが買収していて、サッポロ・ブランドも一緒に売り込み中です。ということで、カナダで存在感をましつつあるサッポロですが、今年は、けっこう宣伝に力が入っているようです。


暖かくなると、トロントのレストランは、屋外にパティオをひらいてご飯を食べられるようになるところがあります。とくにLLBO(酒類の販売免許をもっている)のレストランでは、このパティオにある傘がビール会社の宣伝をかねてカラフルなのですが、最近、こんなのを見かけます。




たまたま数軒みただけかもしれませんが、いままでモルソンだとか、クアーズだとか、あるいはヨーロッパブランドばかりしか気がつきませんでした。片仮名で書いてあるのをみるとびっくりします。やっぱりアルファベットでないのは、目立ちますね。もちろんの写真では目立たないですが、Sapporoの文字もちゃんと入ってます。


ところでちょっと疑問に感じたのは、これはサッポロの宣伝になるのか?という点です。写真のようにSapporoはあんまりめだたないし、黒い傘から日本人だと黒ラベルって連想できるように思うのですが、こちらのサッポロは銀色の缶というイメージが強いし、カナダ人は黒ラベルというブランドを知らないと思います。黒い傘でサッポロのブランドイメージにつながるのか、なんだか若干心配です。


さて、今日のタイトルですが、もちろん「大人になったら黒ラベル」です。って、なんだか耳について記憶していましたが、これは1991年の1年限りのキャッチフレーズだったんですね。


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Wednesday, May 26, 2010

BBQの季節

気温が30度を越え、夏到来という気分になってきたトロントです。


ちょっと気が早いのですが、先日、近所のひととバーベキューをしました。半年ぶりですが、おいしく頂きました。道具も無事越冬(?!)したようです。



コンロの脇にうつっているのは前にバーベキューをしただれかの炭です。
みんな、バーベキューをする季節なんですねぇ。でも、できれば、やっぱり大人数でバーベキューしたいですね。トロントの問題は公園なんかだとバーベキューをするのはOKなのですが、ビールが飲めない・・・。

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Tuesday, May 25, 2010

2カ国語の演説

今日、Portrait Ceremonyというのがあったそうです。第26代 カナダ首相のジャン・クレティエン Jean Chretienの肖像画を国会議事堂にかかかげるというイベントのようです。ところで、ニュースを聞いていてびっくりしました。彼の演説はときにフランス語になり、ときに英語になり・・・。言語の使い方にびっくりしました。トロントでのテレビ放送は、フランス語になると英語の同時通訳がかぶっていたほどです。

いままでカナダ首相の演説って聞いたことがなかったのですが、英語とフランス語がどちらも流暢にしゃべれないと、カナダでは首相になれないとは聞いたことがありましたが、自在にことばを換えながら演説するのは不思議な感じです。彼はもともとは英語が得意でなかったことが有名らしいのですが、演説で二カ国語を入り乱れて使うのは、普通なんでしょうか?

カナダは、2カ国語を同等の公用語とするという国です。公文書あるいは商品の記載はすべて最低でも、フランス語と英語の二カ国語でかかれているし、いろいろな場面で通訳をよぶ権利が認められているように思います。多様な言語が存在することを認める社会というのはいいことだと思いますが、話の途中でことばを切り替えるのは不思議でした。


話題はかわりますが・・・・
言葉の不思議といえば、ヨーロッパの国でたとえばフランス語地域とドイツ語地域が接しているところってありますよね。なんで、そうした地域でフランス・ドイツ語みたいな新しい融合した言語ができないんでしょう?もちろん、ケベック・フランス語は英語の影響をうけているし、もちろんクレオール言語だとか、融合した言語があるらしいと聞きますが、ケベックの言葉はやはり英語ではないし、クレオール語のような言葉も語彙が混ざり合っているというだけで、必ずしも融合しているというわけでもないように聞きます。(ちょっと、クレオール語への理解は不足しているかもしれませんが。)トロントでマンダリン英語があるわけじゃないですよね。動物や植物の種の進化などと対比することもできるのかも?とも思うのですがとにかく不思議です。

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Monday, May 24, 2010

iPad の発売日

そういえば今日、24日はiPadの日本の発売日ですね。
どうだったんでしょう?
勘違いでした。日本も28日みたいですね。

ちなみにカナダでは28日が発売日です。ときどき街中で看板をみかけます。


カナダといえば、iPadの国まで車で2時間程度のところに人口のほとんどがすんでいるというということが有名ですが、USドル安が続いているのに、なかなか買ってきている人をみません。
アメリカの業者を通して日本に空輸したけれど、中身が抜き取られている事件が多発していたという噂もありましたが、どうなんでしょう?

いずれにしても大騒ぎで”魔法のようなデバイス”伝説は始まっているように思います。

Sunday, May 23, 2010

炭火焼きハンバーガー Webers

この Long Weekend 、アルゴンキンにムースをみにでかけました。

さて、話は前後しますが、アルゴンキンに向かう途中、高速11号線沿いにある有名なハンバーガー屋さんWEBERSです。

こちらこんな感じ。



けっこういつも混んでいます。



炭火焼のパテが売りです。





経営者が鉄道マニア?なのか、VIAをはじめたくさんの車両があり、そうした車両のなかや広いピクニックエリアでハンバーガーやホットドックをパクつけるというのが、売りのお店です。




メニューはだいたい1個$4前後です。さほど高くないし、ならんでいる途中でメニューを取りにきてくれて、支払いも並んでいるうちにすんでしまうので、並んでいるとはいえ、そんなに待つ感じではないのです。店内は、たくさんの若者が一生懸命はたらいていて、大音量で1、2年前のヒット曲が流れつづけています。


ところで、こちらおいしいか?というと、名物にうまいものなし、なんて言葉が頭をよぎらなくもないところなんです。いや、まずいということはまったくないのですが、特別おいしいわけではないのです。特別なパンをつかっているわけでもないし、もともとこうしたBBQ風のハンバーガーというのは夏のオンタリオの風物詩なので、ここでなくても夏の観光地でよく売っています。でも、値段が高いわけでもないし、こちらのお店は雰囲気代込みというところで、個人的には大満足です。


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ムース!

Thursday, May 20, 2010

日曜日の歩行者天国 in ケンジントンマーケット

この週末は3連休です。職場では、アメリカ人とカナダ人とが
(カ)「この週末は、ビクトリアデーで3連休なんだよ。」
(ア)「ビクトリアデーってなんの日なの?」
(カ)「・・・?!うーんと、花火の上がる日!かな?」
という漫才のようなかけあいをしていました。



ビクトリアデーには、ビクトリア女王の誕生日という由来があるのですが、日本のハッピーマンデーと同じように本来の誕生日と関係なく移動する休日なので、改めて何の日?っていわれると微妙な日・・・ということなんだそうです。


さて、そんなビクトリアデー3連休の次、月末の日曜日からケンジントン・マーケットではとびとびの日程で、日曜日は歩行者天国になるそうです。Pedestrian Sundays in Kensington Market というらしいです。ケンジントン・マーケットは各国のエキゾチックなお店から、八百屋さん肉屋さんといった一般商店、ちょっとおしゃれなセレクトショップやカフェ、そして、なぜかミリタリーグッズ屋さんまでが同居するオシャレにしたアメ横?です。


日曜日にはかなりのお店がしまってしまうトロントでは、日曜日のケンジントン・マーケットはお店がやってないと信じ込んでいました。こちら毎年やっている企画のようなのですが、お店も開いて活気がありそうです。ちょっと楽しみに遊びに行こうと考えています。




http://www.pskensington.ca/
http://www.kensington-market.ca/Default.asp?id=1&l=1



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祝202件目

気がつけば、200件以上も記事を書いていました。こちら202件目になるようです。自分でも、なんだか、よく書き続けたなぁと驚いています。

携帯でちょこちょこと書きはじめてから、とうとう8ヶ月です。

Wednesday, May 19, 2010

アイアンマン2

今日は映画を見に行って来ました。アイアン・マン2です。だけど、パート1のほうがおもしろかったなぁ。。。そして、パート1から6か月後ということのようなのに、それにしちゃぁみんな年取っちゃなぁ。などと余計なことを考えながらみていました。

ずばりテーマは父からの贈り物/父へのリスペクトといったところのようです。悪役もそういう設定だし。

アイアンマンになった主人公トニーの、これから何を目標にどうしたらいいのか?という苦悩は現代アメリカの苦悩を表現している・・・的な深読みもできそうですが、そうは思えないし、悪役がアイアンマンにそこまで対抗する必然性もいまひとつ共感できません。そんなことを考えるような映画じゃないとはわかってはいるんですが、なんだかしっくりしませんでした。

最大の違和感は、アイアンマンのお面をつけているこどもが殺されそうになるシーンがあるのですが、ストーリー上は不要なシーンだし、結局うまく助かるのですがこの経過に必然性がないし、という部分にひっかかっていることもあると思います。このシーンは、ちょっとスリルがあって笑い飛ばすところという意図なのでしょうが、個人的には、ちょっと反発を覚えました。

ところで、アイアンマンは、その装備を米軍にわたすように要求されます。そこで、議員から、ここはカナダじゃないから鍵はかけないと・・・みたいなジョークがでてきます。きちんと英語が聞き取れなかったので勘違いをしているかもしれませんが、いずれにしてもそんなジョークに観客全員が無反応なのがむしろおかしかったです。まぁカナダもそんな理想郷じゃないですよね。


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Tuesday, May 18, 2010

塩入れ

オタワでパブにいって、ちょっと変わった塩入れを見かけました。



ビール瓶に塩をいれるっていうのはおしゃれなんでしょうか?!
ずいぶん大量にあるので、どう使ったものやらと不思議に思ました。トロントでは見かけたことはなかったのですが、これってカナダの習慣?!それともオタワでの流行りなんでしょうか?

こちらのお店で地元のビールはどれ?と聞いたら、こちらBeau’sを勧められました。ただ、僕のおすすめはStella!だけどねぇ。。。とさほどお勧めではなさそうでした。(Stella Artois は、ベルギー・ビールですがトロントでもよくみかける著名なブランドです。輸入ビールなのでちょっとだけ高いのですが、たしかにおいしくって、トロントで、ちょっとリッチなときはたいていステラを飲んでいます。たしか日本でも売ってたようなおぼろげな記憶があります。)



http://www.beaus.ca/home

こちら、Vankleek Hill という町に本社のあるメーカーで、オタワとモントリオールの中間あたりのオンタリオ・ビールのようです。味を、うまく文章に残せないのですが、すっきりした感じのビールでおいしかったです。で、実は、トロントでもけっこういろんなところでTapで飲めるそうで、瓶や缶ならLCBOでも買えるみたいですね。

でも、この日、やっぱり2杯目はステラにして、お店の人にはGood Choice! といわれつつ笑われてしまいました。

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E-PL1の限定色

SONYのミラーレス・カメラの発表後のてこ入れでしょうか?
日本でE-PL1の限定色 X パンケーキレンズのキャンペーンがはじまるようです。
真っ赤なカメラって、なんだか目立ちます。

PEN'S キャッチアップ | PEN STYLE | オリンパスイメージング

Sunday, May 16, 2010

快晴のオタワ

今日は快晴だったオタワです。チューリップまつり、見事なチューリップでした。



ただ、時期としては、チューリップのシーズンは、終わり始めているようでリドー運河沿いでは、



ほとんど花がおちてしまった花壇もありました。

さて、このCanadian Tulip Festival は、たくさんのイベント会場がありました。こちらは国会議事堂わきのイベント会場ですが、





チューリップの花壇とともに、各国の料理や文化を紹介するブースがでています。こちらには、日本ブースは2箇所もあり、折り紙教室だったり、料理販売をしていました。ただ料理は、天ぷらなんかの試食もさせてくださっていましたが、天ぷらといわれて試食したそれは、天ぷらと言うよりは、ほとんどフリッターで、それは、それでおいしかったのですが、日本人としては、ちょっとだけ残念でした。

いろんな国のブースがあるなか、やぱりオランダのブースは目立っていました。このチューリップ・フェスティバルは、第二次世界大戦のころカナダに亡命していたオランダ王室のエピソードに遡るのだそうです。出産を控えた王女の病室をオランダ領と認定することで、生まれてくる子の王位継承権(オランダ王室についての規程では、オランダ領土で生まれた子のみが王位継承権をもつのだとか)を守ったのだとか。そのため、毎年オランダ王室よりオタワへチューリップの贈り物が届くようになったのだとか。

オランダ・ブースでは、第二次世界大戦のころのオランダ戦線だとか、当時の生活ぶりなどを紹介する展示もありました。実は、ほかの公園では、チューリップ・フェスティバルとは別に、難民キャンプの様子を紹介をするイベントも行われており、チューリップと春の陽気を楽しむというだけでなく、戦争と平和を考えさせられるそんなオタワでした。西洋文化に根ざした都市は、凱旋門だとか軍隊や無名戦士のモニュメント などなど戦争に関係するモニュメントが多いと思います。もともと、オタワはとくにそうした戦争に関するものが目立つような気がします。


さて、チューリップ・フェスティバルですが、オランダブースで、オランダ風のコーヒーをおいいく頂きました。



ただ、フリッター天ぷらを食べたあとなので、これがほんとにオランダ風なのか?とちょっとだけ疑問は持ちつつですが・・・。もちろん、これはこれでおいしかったです。

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オタワ・チューリップフェスティバル

オタワのチューリップフェスティバルに来ています。



http://www.tulipfestival.ca/

でも、ちょっと花は終わりかけ・・・でしょうか。

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Friday, May 14, 2010

北米○語

北米英語なんて言い方を時々聞きます。これは、カナダやアメリカの英語をイギリスの英語と対比していることが多いと思いますが、つづりだとか発音だとか、この地域の英語の特徴をさしての言葉だと思います。北米英語というのは、別に悪いイメージはないと思うのですが、これがたとえば、北米フランス語(ようはケベコワだと思いますが)、北米スペイン語などなどというと、なんだか正統ではないようなイメージがついてくると思うのは、ちょっと勝手でしょうか。

知り合いにイベリア半島出身のポルトガル人がいます。日本のガイドブックに乗っているようなポルトガル語であいさつなんかをすると、(もちろん、ほんとは日本語なまりだとは思うのですが、)「それはブラジルなまりね。」と半分ジョークで、返してきます。ジョークとは思うのですが、いずれにしても正統(?)ポルトガル語という誇りがあるようです。


ところで、日本のNHKなんかのポルトガル語講座はブラジル・ポルトガル語だそうです。実際、日本語でかかれているガイドブックやウェブページのポルトガル語はブラジル・ポルトガル語のほうが多いのかもしれません。
そもそも、ポルトガル人よりもブラジル人のほうが人口で考えれば、ずっと多数派です。この事実を合わせて考えれば、現代ポルトガル語とはなにか?と考えたとき、どちらが正統というのは難しい状況である・・・といえるかもしれません。実際に、イベリア半島のポルトガル語は、すでにブラジルのポルトガル語からの影響を受け始めていて、2008年にブラジル風のつづりをポルトガル本国の側で新らしい記載法として取り入れることになったそうです。本当に、すでにどちらが正統/標準というわけではないようだと思います。


いずれにしてもアメリカ大陸のヨーロッパ言語(というより、アメリカ大陸にあった固有の言語や文化はほとんど破壊されてしまったわけで、現代においては、アメリカ大陸の言葉というほうが正しいかもしれませんが)は、それぞれ本国の言語とは少しづつ違っているようです。そして、アメリカ大陸での話者人口が、もととなったヨーロッパでの話者人口を越えている場合があるという事実は、日本語は、公用語や母語としているあるいは話者である人口が、ほぼ日本列島に限られていることを考えると、なんだか、とっても不思議です。



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Thursday, May 13, 2010

安物買いの・・・

Palm Treo 500 という携帯電話を買いました。2007年に発売されたという、ちょっと古い携帯電話なのですが、無線LANでネットが使えると勘違いして買ってしまいました。いままで使っていた携帯電話の外装が壊れはじめていたので、必要?!だったのです。買ったのは新品で、製造も2007年より新しそうです。


最近は、自宅はもちろんのこと、トロントのダウンタウンならスタバをはじめあちこちで、無料で無線LANが使えます。これまで使っていたような無線LANが扱えてプログラムが追加できる携帯電話であれば、こうした場所で、メールでも、ネットでも、GoogleMapでも、Skypeでも、なんでも使い放題なので、とても便利だったです。




そして、個人的にPalmの携帯電話に強いあこがれがありました。日本では販売されなかったPalmの電話ですが、いまのiPhoneももとを質せばPalm Treoシリーズの成功があってのことと思うのです。最近は、OSや会社のごたごたがあって新機種がなかったのですが、昨年秋、ようやくカナダでも Palm preという最新型が発売されたところです。けれど、カナダの携帯電話事情では日本と違って機種変は高いし、なかなか購入に踏ん切りがつけられなかったのです。もちろん、ソフトウェアが最新機種とも違うし、Palm 社が最初に成功したものとも違うこちらPalm Treo 500ですが、SIMフリー版が安く売っていたんです。

ただし・・・


じつはロシア語版です。英語表示には簡単にかえられるだろうと高をくくっていたら、表示が全く意味不明でかなり苦労しました。もちろん、英語に切り替えはできたし、こうしたプログラム追加の可能な携帯電話は、英語が扱えれば、日本語化も難しくはありません。

また、こちらウクライナかロシア向けだったようで、カナダ・アメリカの北米の一般的な携帯電話電波850/1900MHzのうち、850MHzには対応せず(これは買う前に気がついていました)、しかも無線LANが使えないのでネットにつなげないし、ほんとに大馬鹿な買い物をしてしまったと後悔しました。


ですが、この機械、使ってみると音質は非常に良く、電波感度も非常によいのです。カメラもそれなりに写り、単純に携帯電話としてみると実によくできていることに気がつきました。

また、無線LANが使えなくても、パソコンの電話帳や予定表と同期ができるのが売りなんですが・・・問題は、Windowsのパソコンを使っていないことですねぇ。Macからは同期ができません。



さて、最近日本では携帯電話の機械が特定の電話会社でしか使えないようにする『SIMロック』を止めるべきという論議が政府主導で動いているようです。ニュースを読むと「海外ではSIMフリーが一般的」みたいな議論になっているように読めるのですが、カナダやアメリカはSIMロックのほうが多いし、現在はカナダなんて3年縛りの契約が一般的なのに・・・とぼやきたくなります。

消費者としてはSIMロックがないほうがいいとは思うし、一部の国ではたしかにSIMロックを法律で禁止しているところもあるようです。ただ、日本ではSIMロックより、海外の携帯電話を使うことが禁止されていることのほうが問題であるように思います。

一定以上の電力の電波を発信する機械は各国の電波法で規制されています。日本では日本で認証されていない海外の携帯を使うと電波法違反になります。日本で認可された携帯電話には〒マークのような認証マークがついているのだそうです。厳密には、海外在住者や外国人が持ち込んだ携帯も、違法になってしまうのだそうですが運用上問題ないことになっているのだとか。今回の携帯電話も当然その規制にかかるわけですが、同じ周波数帯で海外できちんと認可された携帯電話も日本の政府機関が認証しているもの以外は違法電波局になってしまうのは、なんだか変です。変わるといいなぁと思います。(あれ、ところでカナダの電波行政はどうなっているんでしょう?FCCマークがあれば違法電波局にならないですよね?ちょっと不安になってきました。)

蛇足ですがトロント中華街ではSIMロック解除された日本の携帯がよく売っていたりします。

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