Thursday, March 10, 2011

Force of Nature

デビット・タカトシ・スズキ博士をご存知でしょうか?カナダの偉大な人物という調査でもランクインするという日系カナダ人の科学者です。(女性を対象にした無人島に連れて行きたい男性という調査でも一位をとったことがあるとか?ないとか?とも聞きます。)カナダではよく名前を聞く方なのですが、でも、あんまりどんな人物であるのか知りませんでした。

今回カナダへ戻る飛行機のなかで、彼を題材にした映画「Force of Nature: The David Suzuki Movie」をみてみました。(Movie >> Canadian >> と追っていくと出てきました。)
75歳を迎えた彼の記念講演と彼の人生とを追ったドキュメンタリー映画です。映画は淡々と話がすすむものでしたし、ドラマチックな展開があるわけでもないのですが、凝ったつくりと講演内容に圧倒されます。どんな人物であるのか、その人となりやこれまでの歩みを少しは分かったような気がします。ずいぶん若い75歳です。

映画では、冒頭でわれわれは何者であり、どこからきて、どうしてここにいて、どこへいくのか?と問いかけます。背景にはたき火をする彼の姿が映ります。たき火?、そして質問の答えは?
彼なりの回答ももちろんあるのですが、非常に考えさせられる内容でした。

彼は、大学の名誉教授であり、自然保護活動家であり、さらにテレビの番組 Nature of Thingsの司会者という人物です。NHKでもこの番組を放送したことがあるようです。
また、ネットでは、CBCのPodcastでthe Bottom Lineという彼の肉声が聞ける番組を公開しています。長年司会者をしている方だけあって非常に聞き取りやすい発音で話をされています。

ところで、本筋とは関係ないのですが、映画は英語を完全には理解できないので、ところどころ分からない部分もあるのですが、一部でデビッド・スズキ博士は日本を訪れて日本語で話すところがあります。さすがに、そこは完璧に理解できます。「カナダ人です。3世だから日本語はなしません」と日本語で話すのですが、よく考えるとなんだかちょっとおかしくって。英語でおもわず「あんまり英語を話せません」って答えていると英語がわかるひとにはなんだかちょっとおかしいんでしょうね。

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