カナダはほとんど地震がないので、防災への意識は日本より低いんじゃないか、なんて個人的には先入観(偏見?)をもっていました。たしかに家やビルの耐震基準は緩そうな気がします。でも、実はカナダ人の防災意識は高いのだと結構思わされます。説明会や避難訓練は、日本のそれより適当に実施されているようにも見えるんですが、日本より実際のかたちに即したものが多いし話し好きな国民性もあるんでしょうが、説明会後の考察やフィードバックの議論は活発です。
ところで、防災といえばカナダのビルを眺めていて、ふと気がついたことがあります。
赤い三角形のアレがないんです。
消防隊の進入口を示す、日本のビルによくある(避難経路が別に設置されていればシールは義務ではないのだそうですが)赤い逆三角形のシールを表示している窓を全くみません。
最近、「この窓は消防隊がはいってくる可能性があります」という文字が書き込まれている窓を見かけて、三角記号がないことに気がつきました。そういえば消防隊の一群に、はしご車はよく見かけるので、なんらかの進入口の設置義務や、進入口となる窓が確保されているはずですよね。表示方法がちがうんだなぁと気がつきました。
Tシャツの販売場所、教えていただきありがとうございました!
ReplyDelete次、日本に一時帰国する前に探しに行ってみようと思います。
さて、
先日、建築科に通うワーホリの子に聞いた話ですが、
トロントではコンクリート建築をしてよい建物が決まっているそうですね。
基本的に住宅にコンクリートを使ってはいけないとか・・。
やはり地震が滅多にない国だからでしょうか??
コメントをありがとうございました。言葉のTシャツ、おもしろいですよね。お役に立てば幸いです。
ReplyDeleteコンクリートが住居でダメな理由はなんなんでしょうね?いわれてみれば、たしかにいわゆるコンクリートのうちっぱなしみたいな家をみないですね。アスベストみたいになにか健康にかかわる問題でもあるとかっていう理由なんでしょうか?
街の景観という理由ならいいのですが、ちょっと不安になります。