そういえば、カナダのDVDの値段は日本の値段を考えるとおそろしく安いです。公開直後の映画も30〜40ドルくらいで、公開1年するとBlu-rayでも10〜20ドル、セールなら5ドルくらいで売られています。もちろん中華街のあやしげな海賊版でなく、HMVだとかBestBuyだとかの正規の商品の値段です。
なんで日本とこんなに価格差があるんでしょうか? すくなくともディスクの製造コストが違うとはおもえません。
中身を考えると、映画館での映画視聴費用はたしかにカナダのほうがすこし安いです。これは、土地や賃貸コストが違うということかもしれません。でも、たとえばiTuneストアの欧米の楽曲なんかは日本語吹き替えのわけはないし、流通コストは消費者自身あるいはプロバイダ持ちなのに、日本ではカナダの倍以上の値段がついています。つまり、著作権あるいは版権の処理にものすごいコストがかかっているように想像します。でも、日本の著作権所有者が欧米より何倍か裕福であるというわけはないようですよね。単純に日本語の市場が小さいというだけなんでしょうか?
もちろん、カナダの物価は日本より安いものと高いものがあります。でも、2倍も3倍も違うのはCDやDVDばかりです。ニュースでは、日本で映画や音楽が売れないと、若者の消費行動の変化として取り上げられているものをみかけますが、この内外価格差をみると、それだけが理由じゃないように感じます。
とはいうものの、カナダのこうしたものの値段はアメリカに比べれば高いみたいです。
(もちろん、カナダで日本製の食品を買うと3倍くらい高いです・・・。これは特殊な例ですよね?)
わたしの主人もitunesで曲を買う時に
ReplyDelete「どうして、日本とカナダで1曲の値段がこうも違うんだろう」と言っていました。
やはり、JASLACなどの著作権や上乗せしたい利益の分など
いろいろあるのでしょうか・・・。
あと、アメリカに住んでいたことがある友人何名かも
カナダの値段はアメリカより高い!と言っていました^^
やはり、そうなんですね・・・。
アバクロなどの洋服屋さんでアメリカドルとカナダドルの
値段の違いを見ると、なんだか買う気が無くなってしまうわたしです(´_`。)
そうなんです。アメリカとの価格差も気になりますよね。現在の為替水準だと、たしかにカナダとアメリカの価格差は大きすぎるような気がします。衣料品や書籍は値段が併記してあると、なんだか損した気分になりますよね。今現在だと、だいたい1.2倍くらいの価格差でしょうか?
ReplyDeleteでも、10年くらい前にはアメリカドルはカナダドルの1.5倍の価値があったことを考えると、このくらいの価格差が残っているのはしかたがないかもしれません。
いずれにしても国境を接した外国での値段が見えすぎちゃうのは消費者にとっても小売業者にとっても不幸ですよね。トロントからなら2時間くらいでアメリカに買い物にいけちゃうだけに、複雑な心境です。これって、日本には決してない不思議な現象ですよね。