Sunday, September 5, 2010

夏の終わり・・・

天気のいまいちな連休中のトロントですが、今日土曜日はすこし晴れ間がのぞいていました。


the Ex こと、Canadian National Exhibition が開催中です。こちらトロントの夏の終わりを告げるイベントだとも聞きます。ちょうど学校が夏休みの最後の2週間にオンタリオ湖畔のエキシビジョン・プレースで開催される移動遊園地のような感じです。会期中には、コンサートや様々なイベントがあるのですが、Canadian international Air Showという航空ショーが最後を飾ります。

演示飛行の会場はオンタリオ湖畔上で、オンタリオ・プレースか、このExから入場すると、ちょうどエアショーの会場が目の前なので、ものすごい迫力です。近隣の道路は大渋滞で混雑していますが、アクロバット飛行が間近で迫力があるし、オンタリオ・プレースやthe Exの会場内の湖畔は、不思議と空いているんですよね。



昨日は強風と天候不順で中止になったそうで、今日も中止なのかな?と不安でしたが、全部行われた様でした。そして、今日のプログラムの最後は、カナダ軍のデモンストレーション・チームの Snowbirds の飛行で・・・


どこからともなく、9機のジェット機がやってきて、冒頭のようなフォーメーションを組んだり、散開したり飛び回っていました。赤が主体の下面と白が主体の上面とコントラストがきれいです。


ところで、こういうショーの、すれ違って飛び合う演目、

こういうのって、みてても怖いのですが、SnowbirdsのFAQのページ(http://www.snowbirds.dnd.ca/v2/faq/faq-eng.asp)によると、このとき二機の距離は10メートル、双方の機体のスピードは、時速600kmなんだとか。おそろしい話ですよね。このチームの飛行機は幅が12メートル弱だそうです。ということは、高速道路で中央分離帯が半車線分くらいしかなくて、そこを時速600kmで駆け抜ける。うーん、想像するだけで怖いです。


さて、航空ショーというと、もちろん日本では航空ショーに行ったことがなかったのもあり、ニュースで時たま目にする自衛隊や米軍基地の飛行場で滑走路に飛行機が展示してあって・・・というような自衛隊や軍の公報活動というイメージが強くありました。でも、このCIASは眺めている分にはどこの飛行場から来ているのかも関係ないし、アクロバット飛行のチームは軍以外のものも多くて、グライダーとプロペラ機がやっている演目があったりと軍の公報という感じは薄い気がします。もともとが勘違いだからかもしれませんが、航空ショーという言葉のイメージが変わりました。

もちろん、カナダは国土も広く、職業的なパイロットでなくても航空機の免許をもっている人が日本よりはずっと多そうです。アクロバット飛行の裾野だって広いという理由もあるのかなぁとも想像してしまうのですが・・・。

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