トイレ話つづきます。
以前書いた、トイレのゴミ箱です。実は、このゴミ箱はナイアガラという観光地で見つけただけに、やっぱりドラッグとかのためなのか?とあらぬ方向に想像がふくらんでいました。でも、気をつけて見ているとトロント市内のトイレでも時折みかけるんですよね。
実は、どうやら糖尿病の方の血糖チェックやインスリン注射の針を捨てるためのものだったようです。ノーマライゼーションだとか、公共の福祉という観点から考えると、とても大切なものだったんです。外出先で注射をしたら針を安全にきちんと処理できるというのは、とてもいいことだと思います。
ところで、日本では、こうしたゴミ箱を見かけたことがありません。もちろんカナダのほうが相対的に糖尿病の人が多いということかもしれませんが、自分自身で使用済の針を処理しなければいけないと想像すると、その負担はかなり大変だと気がつきました。
トイレでバイオハザードの針を安全に適切に処理できるということは、同じトイレをつかうみんなにとっても、また清掃の人にとっても望ましいことだと思います。
これって、とってもいい習慣ですねぇ。
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