Bixi に乗ってみました。
これいいです。24時間、もしくは72時間、(さらに長時間契約ならネットで申請が必要)で契約すると30分毎に課金される一種のレンタルサイクルです。無人の駐輪ステーションから自転車を借り出し目的地周辺のステーションに返却します。サイズはサドル位置はさまざまな設定をしたものが混在しており、自分の体格に良さそうなものを自分で選べます。(一度自分にあった設定を見つければ、サドルを支える支柱に高さのスケールと番号が振ってあるので以後は遠くから自分のサイズを選択できます。)ステーションからステーションへの移動と割り切れば、駐輪スペースのことを考える必要もなく、非常に快適です。
すごい点は、現時点でダウンタウンのみですでに80箇所の駐輪ステーションが設置されていること!それぞれのステーションの残り台数と空きスポットの数がネットで確認できること!
このシステム、駐輪ステーションに自転車がなかったり、返却先ステーションでスポットが一杯であったりすると借り出しや返却の利用ができません。
けれども、もともとダウンタウンの狭いエリアに80カ所と濃密にステーションが設定してあるので、空車なし、あるいは満車の場合、徒歩数分(場合によっては数十秒)のすぐとなりのステーションに移動できます。また、ネットが接続できれば、その場で最寄りのステーションの状況がすぐに検索ができます。これが便利です。
実際にはかなり高い頻度でBixiの業者が自動車を使って自転車を移動しているようで、ステーションが満車あるいは空きスポットがないという状況は回避されているようです。
ということで、利用には、クレジットカードとスマートフォンが必須な感じではあります。
ただ・・・ということは、多くの自転車は業者が自動車で移動しているわけで、公共交通機関と比べて、実はあんまりエコではないのかもという懸念が・・・
細かいところでは、標準的な体型の成人なら自分の体型の自転車をみつけるのは容易でしょうけれど、やや小さい、やや大きいということになるとなかなかいいサイズの自転車に巡り会えない、意外とこの自転車重い・・・。などなど今イチなところもあります。
追記;
日本で導入するのに問題になりそうなのは、日本の都会は短距離移動の公共交通機関がトロントに比べて安く、高頻度に運行されているのでBixiのようなシステムのインセンティブが低そうなこと。そもそもトロントに比べ道が狭く都心部で自動車での移動が困難であるといった点がすぐにあげられそうです。面白いシステムだと思うんですが。
Sunday, August 21, 2011
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