Sugar Bushに行ってきました。
メープルの樹からあつめた樹液 SAP を、
こんなところで(注:こちらは19世紀後半のやり方だそうです)
煮詰めて、
いくと、こうなるそうです。(もちろん、現代では、もう少し近代的な糖度によって濃縮されるしかけを施したステンレス製のバスタブのおばけみたいなのが普通のようです。)
さて、こうしたメープル・シロップは、時期や糖度によって濃縮の度合いが違うそうです。おおまかに40倍濃縮なのだとか。カナダでメープルシロップを買おうとすると、アンバーだとかライトだとか色合いで種類が違いますが、これは濃いものほど濃縮の度合いが強く、それがため香りが強いのだとか。Sapの糖分が低いとより濃縮することになり、それがために濃く、香りが強くなるそうです。そういう濃いのは料理用だそうです。ただ、日本人には香りが強すぎて、パンケーキやワッフルなんかに甘味として使う場合を除いて、メープルシロップ料理は好き嫌いが分かれるような気がします。
今回の解説を聞いての半端な理解ですが、煮詰めるときの最終温度(?だと理解したのですが)で、シロップになったり、バターになったり、メープル・シュガーになったりするんだそうです。メープルシロップも、なかなか奥が深いです。
ちなみに、カナダ人の知人のおばあさんは、中国に出かけてお土産にメープル・シロップ風味のスプレッドを見つけてわざわざ買ってきたのだそうです。メープル・シロップやメープル・バターでなくって、メープル風味っていうのは、たしかに珍しいけど、なんで中国みやげ?って笑ってました。
Monday, March 29, 2010
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
No comments:
Post a Comment