Wednesday, December 16, 2009

VIA

ペーパークラフトの汽車。先日カナダ国鉄でもらいました。

ところで、こちらの鉄道は電化されていない方が普通です。近郊の通勤列車もほとんど電化されていません。このVIAも当然ディーゼルです。

この紙細工をみていると、ガソリン自動車と電気自動車どっちのほうがエネルギー効率がよいかという問題を思い出します。必要なエネルギーをその場で得るほうが一見、理にかなっているかのように思えるのに、実際にはガソリン自動車は電気自動車にエネルギー効率で絶対にかなわないんですよね。なんだか不思議なようにも思えますが、これは原子力発電だとかそういうレベルの問題ではなく、単純にエンジンは大型のほうが効率がよく、また、出力を変化させるより、一定の出力を維持したほうが効率がいいというあたりまえの話です。しかし、そもそも発電所は巨大な外燃機関なわけで、歴史的には蒸気機関という外燃機関を捨てガソリンやディーゼルのような内燃機関にかわってきたという自動車の歴史にとっては、なんだか皮肉な話とも思います。鉄道の場合は、運行の頻度とインフラの整備という問題がまちかまわていて、VIAはいまだに電化されないわけで、ただ、電気自動車については、ニュースでみていると電池開発が最後の問題のようですよね。

電池といえば、20年くらい前には大騒ぎになっていた高温超伝導っていうのはどうなったんでしょう?たしか、そのころは、20-30年後には、常温超伝導の電線ができるとかっていう話だったような。そうなったら、電気は常温超伝導物質内にためておくみたいな話があったような。。。あれは、いつまでも夢なんでしょうかねぇ。



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