Monday, August 30, 2010

Kobo

電子ブックを買ってみたいんです。街中での遭遇率も上がってきたような気がします。話題のiPadよりは安くて軽くて意外と使えそうです。

今は数日前に発売されたばかりの、Kindle 3 が話題になっていますが、カナダにはKobo という独自の電子ブックがあります。こちらindigoからスピン・アウトした会社が作っていて、この会社はTorontoに本社をがあるんだそうです。

もちろん、老舗のSONYの電子ブックもあります。KoboとSONYの電子ブックは、電気屋さん本屋さんで実際に見かけます。そしてこの2つは、ePubという昔からある電子ブックの規格に対応しているという意味では、汎用性が高い?らしいのですが、でも、kindleより電子データの値段は高いみたいです。もちろん、アメリカに遠征すれば、Nook (Barns & Nooble)だとかも買えそうですが、わざわざいくのも面倒です。ということで、Kindle 3 、Kobo、SONYのあたりから選ぶのがよさそうです。

Koboは、電子ブックの本の情報は、http://www.kobobooks.com/ というサイトから、パソコンから購入してUSBでコピーというのが標準のようです。カナダ製品らしく BlackBerry とBluetoothで接続できるとか。どうもBB経由なら、携帯ネットワークでも本の購入もできるっぽいですが、Kindle なら単体でできるみたいですよね。Koboは、この点ちょっと不便そう。

もともとKoboは、機能は少ないですが、Kindle と同じE-ink?で値段はCa$ 139と安いのが売りです。あと著作権フリーの本1000?冊分の電子データがおまけでついてくる、これがもうひとつの売りのようです。でも日本語のフォントはないので、Kindleとちがって日本の本は読めないみたいです。

結局のところ、新しいKindleの衝撃的な値下げでKoboは苦しいんじゃないかなぁとちょと思います。Koboは安いんですが、単体でネットにつながらなかったり、ePub形式がいまひとつ高く、全体のエコシステムとしてお買い得感がないし、なによりの問題はePub形式がさほどは普及していない感じです。結局、Amazon はKindleとともに、AZWといういわばamazon形式の電子ブックの方式を売り込んで市場を握るという狙いがありそうですよね。
フォーマットを握って、電子ブックの流通を握るという将来への布石を感じます。一消費者としては、そうした売り出しの祭りに乗っかるのが一番お得だろうなぁと思いつつ、Amazonの一極支配に加担するのもいやだなぁと思ってみたり。まぁ洋書をそんなにたくさんは読まないだろうから、amazonの戦略の対象外な消費者だろうとは思うのですが。

表にでも書き出して機能と値段を検討をしようと思いつつ・・・

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