ハイパークの桜をまた見に行ってきました。
今日もトロントはきもちのいい天気で、ハイパークについたのは夕方7時でしたが、お花見にたくさんの人が来ているし、花の程度は、ちょうと見頃という感じでした。
カナダでは、公園でお酒を飲むと犯罪になってしまうし、夕ご飯をピクニックでというのもカナダ的でないのか、お弁当を桜の下でたべるような日本的なお花見をしている人はごくごく少数でした。それでも、桜の下を散歩したり写真をとったりとおもいおもいに桜の花を楽しんでいるようでした。
桜の下でおにぎりを食べていると、なんだか日本にいるような錯覚におちいります。
平日の夕方なのに、日本のサクラをみるためだけに、たくさんの人が来ていると思ったら、なんとなくうれしくなりました。
ところで、トロントのハイパークの桜って、英語版のWikipediaでは、sakura (Cherry blossom)や、somei-yoshino(Prunus ×yedoensis)の項目にけっこう大きくとりあげられているます(2010年4月20日現在)。今日始めて知りました。実は北米を代表する桜の名所といってもいいのかもしれません。
こちらは、もともと1959年に日本から寄贈された桜がもとだそうです。
(最初の植樹の際の記念碑)
はじめに送られた桜の数は、2000本だったとか。たしかにかなりの数の桜が満開でした。
近年も何度か植樹がなされているようです。
そのほか、ハイパークの桜関連の見つけたページを以下にメモっておきます。
総領事館のホームページには、さくらプロジェクトとして特集がありました。
http://www.toronto.ca.emb-japan.go.jp/english/sakura/news-current/hanami-2010/hanami-2010.htm
http://www.highpark.org/cherry.htm
さて、日本人にとっていわゆる桜である、「ソメイヨシノ」は園芸用に雑種でできた品種のため、基本的には種子を残すことができず、すべて一本の木のクローンだと聞きます。単一の個体のクローンが、これほどの数で、日本中、トロントや海外にまでも広がっているってすごいですよね。で、もしも、これが人間のクローンだったら・・・って思ったらちょっと不気味になって気持ち悪くなりました。考え過ぎですね。
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