Sunday, May 16, 2010

快晴のオタワ

今日は快晴だったオタワです。チューリップまつり、見事なチューリップでした。



ただ、時期としては、チューリップのシーズンは、終わり始めているようでリドー運河沿いでは、



ほとんど花がおちてしまった花壇もありました。

さて、このCanadian Tulip Festival は、たくさんのイベント会場がありました。こちらは国会議事堂わきのイベント会場ですが、





チューリップの花壇とともに、各国の料理や文化を紹介するブースがでています。こちらには、日本ブースは2箇所もあり、折り紙教室だったり、料理販売をしていました。ただ料理は、天ぷらなんかの試食もさせてくださっていましたが、天ぷらといわれて試食したそれは、天ぷらと言うよりは、ほとんどフリッターで、それは、それでおいしかったのですが、日本人としては、ちょっとだけ残念でした。

いろんな国のブースがあるなか、やぱりオランダのブースは目立っていました。このチューリップ・フェスティバルは、第二次世界大戦のころカナダに亡命していたオランダ王室のエピソードに遡るのだそうです。出産を控えた王女の病室をオランダ領と認定することで、生まれてくる子の王位継承権(オランダ王室についての規程では、オランダ領土で生まれた子のみが王位継承権をもつのだとか)を守ったのだとか。そのため、毎年オランダ王室よりオタワへチューリップの贈り物が届くようになったのだとか。

オランダ・ブースでは、第二次世界大戦のころのオランダ戦線だとか、当時の生活ぶりなどを紹介する展示もありました。実は、ほかの公園では、チューリップ・フェスティバルとは別に、難民キャンプの様子を紹介をするイベントも行われており、チューリップと春の陽気を楽しむというだけでなく、戦争と平和を考えさせられるそんなオタワでした。西洋文化に根ざした都市は、凱旋門だとか軍隊や無名戦士のモニュメント などなど戦争に関係するモニュメントが多いと思います。もともと、オタワはとくにそうした戦争に関するものが目立つような気がします。


さて、チューリップ・フェスティバルですが、オランダブースで、オランダ風のコーヒーをおいいく頂きました。



ただ、フリッター天ぷらを食べたあとなので、これがほんとにオランダ風なのか?とちょっとだけ疑問は持ちつつですが・・・。もちろん、これはこれでおいしかったです。

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