ドクター中松

先日書いたドクター・中松氏ですが、トロント「の」映画祭に彼のことを描いた映画が出品されているのは事実でした。今日気がつきました。彼がトロントに来ているのは、このためだったのかもしれません。

www.hotdocs.ca/film/title/the_invention_of_dr._nakamats

先週の土曜と今日が公開日だったそうで、見逃しました。Youtubeのトレーラーや、イギリス人の使っているPVなんかをみるとけっこう面白そうだったので、ちょっと（本当はかなり）残念。

しかし、ブログにあった「トロントの映画祭」で「男優賞」をとったというのは・・・
トロント国際映画祭は結構有名な映画祭と思いますが、こちらは非コンペティションだということが有名な映画祭だし、もちろんトロントのドキュメンタリー映画祭の Hotdocs でも俳優に賞というものはないし、というよりそもそもドキュメンタリー映画で『男優』？！・・・ちょっと微妙です。

例によって、ちょっと大風呂敷な感じです。嘘四百という感じでしょうか？

ちなみに日本の特許としてフロッピー・ディスクにかかわる一部を持っていたことや、それをIBMに売ったということも事実らしいですね。ただ結局のところ、この話も彼の特許はフロッピー・ディスクの磁気記録の原理だとか、今のようなコンピューターの記録装置を想定していたというわけではなくって、僕がフロッピーを発明した！というのは微妙な感じ。とはいいつつ、彼のような押し出しの強さが今の日本や日本人に必要なことなのかもしれないですね。そして、彼のなんとなく憎めないキャラクターというのも大事な点だと思います。

なんてたって、「イグ」ノーベル賞の受賞者ですもの。

あの映画トレーラーでも『僕はMaximumで4時間しか寝ない！Miximumで！』と主張しつつ、車でうたた寝をしちゃう様子なんか、まさに彼のキャラクターだなぁと憎めない一面をみせています。やっぱり映画見てみたかった。

以下メモ

トロント「の」映画祭情報
www.torontonline.net/info/enta/cinema/festival.html　(日本語)

Bitsの記事
www.bitslounge.com/topics/2010/0416_hotdocs/index.html
（彼の映画の話題はとりあげられていないですねぇ・・・）

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